2025-03-17 大阪万博への期待 — 批判を超えて成功へ

大阪万博の開催が2025年4月13日からですので、あと1ヶ月を切りました。批判的な報道が多いように感じますが、上手く行ってほしいと願っています。初めて見た時は少しぎょっとしたキャラクター「ミャクミャク」も見慣れてきました。

基本コンセプトは「いのち輝く未来社会のデザイン」とのことで、新しい社会の可能性を見に複数回会場に足を運ぼうと思っています。予想来場者数は約2800万人とのことですが、思ったよりもチケットが売れていないとの報道が聞こえてきます。経済波及効果の試算は約2.9兆円。多くの国から日本にお客様に来ていただくのですから、楽しんで帰ってもらいたいものです。

どのイベントの時もある程度のアンチ目線での報道はあるので、きっとそれなりのところに落ち着くのだろうと楽観的に考えているのですが、批判的な内容は1)予算の超過、2)準備の遅れ、この2点についての報道が多いように感じます。

今までイベントがあるたびに予算超過の批判はされてきたように思いますが、それが原因で破綻したという話を聞いたことがありません。無駄遣いに寛容であるというわけではないのですが、ニーズがあることへの資金の投入は必要な投資と考え、やると決めたからには前向きに考えて取り組むしかありません。

もともとここ30年間日本はインフラへの投資を大きく削ってきたので、万博だけにとどまらず、投資は日本中で必要になっていくでしょう。建設にかかる国債発行をプライマリーバランス(単年度収支)から切り離して、投資として扱う必要があり、それを当然と考える世論形成が求められていると考えています。

準備の遅れはイベント運営に対して経験値のない維新がコントロールを握っていることが原因かと思います。誰しも初めての経験はあるので、この期に及んで批判的な姿勢で臨んでも状況は改善しません。日々大変な思いをされて作業を進めている現場の人たちを応援するスタンスで、良いイベントにしていく雰囲気づくりをやりましょう。

1970年大阪万博では想定を超える6,400万人の参加者があったそうです。それに対して前述のように予想来場者数は約2,800万人ですので、ずいぶんと控えめな目標設定をした感があります。昨今の円安もあり、想定を超えた海外からの人の流入があるのではないかと思えます。

残り準備期間での優先事項は、何と言っても来場者の安全確保と楽しめる体験の提供でしょう。特に夏の大阪の暑さは想像を絶するものがあるので、混雑対策と暑さ対策は欠かせません。

企業・市民参加の重要性も見逃せません。万博は「官」だけでなく「民」の力が大きく影響します。批判的にならず、前向きに成功させるために取り組む姿勢で臨みたいと思います。「おもてなし」の心で日本を、大阪を楽しんでもらえるイベントにしていきたいものです。

万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」は、単なるスローガンではなく、人類共通の課題に対する日本からの提案です。持続可能な社会の実現、健康長寿への取り組みなど、未来を見据えた議論の場として万博が機能すれば、その意義は計り知れません。

万博は単なるイベントではなく、日本の将来を占う試金石でもあります。少子高齢化や人口減少、経済成長の鈍化など、世界に先駆けて様々な課題に直面する日本が、世界に向けて「希望の姿」を示す絶好の機会です。

課題解決には必ずビジネスになるポイントが発生します。この機会に世界とつながり、ビジネスも飛躍していきたいですね。BMSでも村上代表理事が万博の運営委員として動いています。成功させるために前向きに動いていきましょう。