2024-12-16 泉大津市の市長選挙
泉大津市の市長選挙が、これまでの政治のあり方に一石を投じる形で注目を集めました。
特に、NHK党の立花孝志氏の登場によって、政治がエンターテインメント化した印象を受けた人も多かったのではないでしょうか。しかし、注目度の高さにもかかわらず、投票率は44.07%と思ったほど上昇していません。市民の半分以上が投票に行っていないという現状は嘆かわしいものがあります。
今年は、泉大津市長選挙以外にも兵庫県知事選(55.65%)、東京都知事選(60.62%)、衆議院選挙(53.85%)など注目を集めた選挙が複数回行われ、全国的に政治への関心が高まる一年となりました。
特に、衆議院選挙では国民民主党がキャスティングボートを握る形となり、実際に国民の手取りを増やすための政策が具体化する可能性が示されました。これは、政治が国民生活に直結するものであり、投票行動が国の方針を変えるという体験を得るという意味で非常に意義深いものだと感じています。
投票行動が政治に反映されることを国民が体感することで、少しでも多くの人が政治に参加する風土を醸成していきたいものです。今までは政治についての話題を友人間で話しすることが忌避されていましたが、最近は喫茶店や、電車の中ですら政治の話題を耳にします。この政治の話題に対する忌避間の減退は、政治のエンタメ化による変化で、立花氏と石丸氏の登場などネットを使った選挙が浸透した成果だと思いますが、この雰囲気を投票率の上昇にまで結び付けたいものです。
私自身、ビジネスを始める前のあいさつの話題に、おっかなびっくりながらも話題の政治動向について出すようにしてみたところ、嫌がられることもなく、意外なところで相手の本音が聞けることが多かったです。天気などの当たり障りのない無味乾燥な話題よりも、よほど実のある意見を聞くことが出来ました。
今年の選挙を通じて、個々の投票行動が政治を動かす力を持つということが明らかになりつつあります。特に、国民民主党がキャスティングボートを握るという状況は、一人一人の一票が政策に影響を与える可能性を示しています。このような実績が積み重なることで、国民が自分たちの行動が政治に反映されるという実感を得られるようになるでしょう。
私たち一人一人の投票行動が、政治の方向性を決定づける重要な鍵であることを再認識することが求められます。そのためこのコラムでも意識的に政治的な話題を扱ってきました。来年以降、こうした意識が広がり、投票率が上がることを期待したいと思います。
BMSに参加している企業や人々の多くは、政治の世界から距離を感じてきた中小零細企業に所属する方々です。
中小企業庁の資料によると、中小零細企業と大企業を比べると、
企業数では中小零細企業(99.7%)大企業(0.3%)
雇用数では中小零細企業(69%)大企業(31%)
売上比較は中小零細企業(47%)大企業(53%)
となっています。
政治に意見を届けている経団連の力の大きさが見て取れる割合になっています。一人一人の意見をちゃんと政治の世界に届けるために、投票率の向上が不可欠であると改めて思いました。
